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契約的束縛ー羞恥公開調教
第8章 会員の誘惑

パジャマからメイド服に着替え、パジャマは仁科さんの手に渡した。
「朝食は野菜と果物が多めです‥
足りなければ、1階の一番奥のキッチンから好きな食べ物飲み物を選んで下さい」
「はい・・・」
一通り、この一軒家の説明をして、仁科さんは出て行ってしまった‥‥鍵を掛けずに・・・
「本当に朝から、ビタミン系の食事‥」
サラダに果物、ミックスジュース。
風邪の後はビタミン不足になりがちだからと、仁科さんの配慮らしい。
「・・・美味しい・・・」
アパートで、1人で食べていたコンビニ食より余程まともな食事。
(結局誰も、あの日の事に触れなかった・・・)
朝食を食べながら思うのは、突然熱を出したあの日。
確かに私は、誰かに抱き締められていた‥‥と思う。
記憶が曖昧で、誰かまでは分からないの。
「それに・・・」
微かに覚えているのは‥‥甘い香り。
あれは誰だったのだろう?
だけど、抱き締めてられて、甘い匂いを感じたら、不思議と安心して眠った事だけは覚えている。
朝には誰も居なかったけど・・・

