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契約的束縛ー羞恥公開調教
第8章 会員の誘惑



「それで良いですよ美波」


しとやかにベッドに横たわる美波の姿。
すっかり性の魅力で美しくなった美波は、こんな仕草でも強烈に私を惹き付ける。


本当は指では無く、前のように舌でエクスタシーに達するまで責めたかった。


そして、私のペニスで美波の胎内の最奥を・・・



(・・無駄な願望ですね・・)


それが出来たら・・・


此処に居る限り、その望みは叶わない。
調教師は、調教する女に余計な感情を抱いてはならない、それが最大ルール。



(もし美波を、此処から連れ出す事が出来たら・・・)


そうしたら、美波は私だけのもの。
なんという誘惑だろうか、私だけを見させて、私だけに従わせ、私1人だけのモノとして。



「・・・・・」


出来ない事はない。
私の能力ならば、美波を隠し通す事は可能。


例えCross selsに追われようとも、逃げ隠れる自信は‥‥ある。


だが、本当にそれをして良いのか??



(私は‥‥私は、まだ仁科悠人で居たい‥‥)


さ迷い続けた果てに、漸く見付けた安定の地。
私はまだ、今のままで居たいのかも知れない‥‥またさ迷わないように。



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