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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心



「・・本郷か・・」


「主催おはようございます」


どうやら、主催も朝食を取りに来たようだ。



「昨日はわざわざご苦労だったな」


「いえ‥
主催、今日の新聞の一面を見ましたか?」


「・・・刀谷か・・・
まさか手を下す前に惨殺されるとはな‥
動物によると書いていたが、あの刀谷が夜1人で外に出るものか・・・」


「・・・
人の・・犯行と?」


「分からん‥
昼間、中央と連絡を取り、もう少し情報を仕入れて来るが‥‥
本郷、こちら側からネット関連で、出来るだけ情報を集めてくれ」


「分かりました主催」


主催も訝しんでいる。
動物では無く人ではないかと。



「本郷、お前から見てどう思う?」


「・・・
俺ですか‥‥
人にしても、凶器が分からない、新聞では動物‥‥つまり人的要因が見つからなかった、そんな可能性があるかと・・」


多分、俺の自衛官経験から、主催は俺に聞いている。
一応、銃や武器、それに体術は仕込まれる、勿論殺す事も可能、それを踏まえた上での質問。



「人的要因が見つからずか‥
動物の毛でも発見されたのか、爪か牙でも見付かったのか・・
どちらにしても不思議さは残る」


「・・・確かに・・・」



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