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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心

「なるほど‥
そちらでも詳細は不明ですか・・」
『警察に介入した遺体写真を見るか?』
「一応は・・・」
何時もの暴力団の組事務所内にある地下室。
Cross sels中央と連絡を取る為に、俺は此処に来た‥‥大した成果は得られずだったが。
「これはまた‥‥」
送られて来た写真画像。
刀谷の惨殺姿、死体など見慣れているが、これは流石に酷い。
「・・・
全身深く抉られた痕だらけ‥
だから警察発表は、動物によるものと?」
『そのようだ‥
人為的殺害の証拠は一切見付からず、動物的犯行、警察はそう結論付けている』
「・・・・・」
確かに、これを見る限り、人がやる行動とは思えない。
猟奇的犯行でも、こんな無作為なやり方はしないだろう。
(・・やはり動物か?)
それ以外の要素が見付けられない。
野性的本能、この写真を見ても、そうとしか思えないが。
(まるで肉食獣が動物を襲った感じだ)
何度かは目撃した事がある、野生動物が人間を襲う所を・・・
俺は日本産まれじゃ無い、日本人だが産まれたのはアジアの1国。
そこはまだ野生が生きている場所で、戦争多発地帯。
だから、この程度の写真を見ても、心の動揺は無い。

