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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心

いや優しいと気位、両方を持っているからこそ、今の美波が居る。
優しさだけでは、直ぐ墜ちてしまう‥
気位だけでは、M女にすらならない‥
両方を兼ね備えていたからこそ、優しさと意志を持ったM女それが今の美波の姿。
募集に釣られて面接に来た時は、何かはあれど保つ事無く墜ちる商品だと思った。
なのに、この1月半で美波は変わった。
墜ちる事も無く、意志を持って誘惑を退ける、気位がありながらも従順なM女に変化。
俺の理想に一番近い変わり方、唯一美波だけがその素質があったんだ。
「・・・
美波、お前は墜ちるな・・」
「櫻澤さん?」
「男を求め墜ちれば、行き先は何処とも知らない海外だ‥
記憶無く一生戻って来る事は出来ない・・」
「そんな・・・」
「Cross sels(クロスシールズ)はそういう場所‥
だからお前は墜ちるな、契約成功すれば海外なんて話は無い、俺は‥‥美波、お前に墜ちて欲しくないんだ」
「・・・・・あっ・・」
腕を取り、美波を俺のこの腕の中にしっかりと抱き締めた。
「・・・
俺は・・お前に惚れてる、いい加減自覚した、どんなに否定しても、美波に惚れてる俺が居ると‥
俺のモノになれ美波!」

