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契約的束縛ー羞恥公開調教
第11章 美波と調教師1



「意外に王道で、苺ショートが多いですね?」


「何となく好きなんで‥
赤と白、シンプルですが、綺麗だと思いませんか?」


ケーキの箱に入っていたのは、殆ど苺のショートケーキ。
シンプル派なんだね、仁科さんって。



「綺麗‥‥ですか?
チョコとかと違い、誤魔化しは利かないですよね、私は作れないかな?」


「お菓子作りは苦手ですか美波は?」


「作れない事は無いと思いますけど‥‥失敗もしそうなの」


ケーキを食べながら、本当に普通の会話。
考えて見たら、仁科さんとこうして普通に話をした事って、あまり無いと思う。



「誰でも失敗からだと、私は思いますが‥
美波は失敗するのが嫌ですか?」


「そういう訳じゃ‥
失敗したのを見られるのは嫌かなって?」


「・・ぷっ‥
そういう理由・・・」


「失敗したケーキなんて見せたくないもの‥
絶対に宮野さん辺りが、突っ込み入れて来そうだし・・」


「まあ、宮野でしたらありそうですね‥‥」


「・・でしょう・・」


仁科さん珍しくクスクス笑ってる。
こういう仁科さんも、あまり見ないんだよね。



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