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契約的束縛ー羞恥公開調教
第11章 美波と調教師1



「私としては普通です‥
これが私・・普段は隠れている本当の私・・
それに、刀谷を殺したのは美波の為・・
美波、貴女が眠っていた私を起こした・・」


「・・・・私・・・・・」


此方に振り向いた仁科さんは、一度だけ・・髪を掻き上げた時に、一瞬だけ見た強い瞳・・


これが・・本当の仁科さん・・・



「全ては美波の為、刀谷は邪魔でしたので排除したまで・・
美波を傷付けるのは許さない」


「わ、私は・・傷付けられたからって、恨んでません!
あれは不可抗力で、傷が残ったとしても、恨む必要なんて・・無い・・・プレイの一環だったのだから!!」


そう、あれはプレイ。


少し行き過ぎたかも知れないけど、私の周りにお客を集めた誘惑と羞恥調教、そうしっかり理解してるのに。



「例え美波が恨んでいないとしても、私が許せなかった‥
美波を傷付けた・・それだけで、私には十分排除する動機になりますよ」


「そんな・・・・・」


「それに、ガーゼを剥がして見て下さい‥
美波に傷なんて・・無い・・・」


「えっ!?」


・・頬のガーゼ・・


私は恐る恐る手を掛けて、固定しているテープを剥がしていく。



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