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契約的束縛ー羞恥公開調教
第13章 調教師の立ち位置



これだけ破壊すれば、賢人との回線も切れてしまっている。
とりあえず言いたい事は言ったのだから、それは別に良い。



「・・・私は・・・」


徐に上着のポケットに触れて見れば、先ほどのデスクの上にあった煙草がある。
後で買って戻しておこうと、上着のポケットの中に入れていた。


ポケットから煙草を取り出して、1本口に咥え・・・



「・・・ライター・・・必要もありませんか・・・」


咥えた煙草の先に神経を集中させれば、小さな火が現れる。
煙草に火を点けるのならば、これで十分。



「・・・ふぅ‥
どう・・・しますかね??」


煙を吹かしながら、思わずの独り言。
これを何と言って良いのやら・・・



「・・・ふぅ‥‥
・・・今の私は・・・どう見えているんでしょうね・・・・・・主催??」


居るのは随分前に気が付いた。
だが、話を止める事は出来ず、ついでにこの惨状。



「・・・
知っていたのか・・・」


半壊くらいした扉の向こうから、姿を隠していた主催が室内へと姿を現した。



「・・・何処まで話を聞いたんですか?」


「何処までなんだろうな?
俺が来た時は、既に話の最中だった」


私が気付いたのは、賢人と話を始めた後。
その前から居たのか?
それは私でも、確かな確信は持てない・・・・・



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