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契約的束縛ー羞恥公開調教
第14章 MでありSであり

「俺は調教師の前に緊縛師に憧れて、有名な緊縛師の元で数年師事した‥
魅せられたんだ、自在に変化する縄と、その縄に縛られ苦しみと共に喜ぶ女を見て‥‥」
「本郷さん‥‥‥」
「あの頃は自衛官を目指していた俺など、完全に忘れていた‥
こうして縄に触れている、それだけしか頭になかったな‥
師匠みたく、どう綺麗に人を縄を魅せるか、それだけで頭がいっぱいで、他の事を考えている余裕も無い」
加工中の縄に触れて、軽く笑う本郷さんは、何時もと少し雰囲気が違う。
手にした縄が好きなんだって、本当に自在に出来る縄が大好きなんだって、そう思える。
「じゃ‥‥
本郷さんと縄は一心同体なんですね‥
どっちも切れない手放せない、そんな雰囲気が、今の本郷さんから出ていますから」
「一心同体か、そうかもな‥
美波は良い事を言う」
「率直な感想です‥
本郷さんに使われる縄は羨ましいかなって‥‥」
「羨ましいか‥
縄の方も人を選ぶ、美波の場合はそうだな‥‥」
ふと本郷さんは立ち上がって、奥にある箱を漁り、取り出したのは・・・赤く太い縄・・・

