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第14章 ＭでありＳであり

メイド服を抜き、裸体のまま櫻澤さんのベッドへ。
これが最近の櫻澤さんと一緒に寝るスタイル。


横の櫻澤さんは、私を胸に抱き込んで、香る‥‥甘い匂い。


こう断言する時の櫻澤さんは、本当に何もしないって分かってる。
だから私も安心して眠る、櫻澤さんの胸の中で。



「おやすみなさい‥‥」


「ああ‥‥」


数分経たずに聞こえて来る、櫻澤さんの規則正しい寝息。


それにまた安心して、私の方も眠気が降りて来る、櫻澤さんという絶対的安心の中で・・・・・








「今日で最後の調教だな‥‥」


１日空いて、今日が最後の調教日。
そして契約完了まで、後２日と迫った・・・



「最後だからな‥
俺達全員が美波の調教に携わる」


「全員？？」


今までは２人、多くても、途中で手伝いを入れても３人。
４人全員は一度も無い。



「最後だから、スペシャルに行こうぜ美波ぃー」


「・・・はあ・・・」


どうやら、内容は打ち合わせ済みみたい。
どんな内容なんだろう？？



「先ずは本郷に任せるぞ」


「はい・・
支度、しに行こうか美波」


「分かりました」


本郷さんと一緒に、私の部屋へと歩き出す。
最後は何をされるのだろう？？