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契約的束縛ー羞恥公開調教
第15章 獣の調教師



誓約を済ませて帰って来たら、みんなはキッチンの方に集まっているみたい。



「なんだろう?」


まだ夕食時間には早いのに、3人共に集まるなんて珍しい。


ちょっと覗いて見たら、3人が真ん中に立って、もの凄く真剣な表情をしている。



「・・・恨みっこ無しだかんな」


「ああ‥‥」


「分かっていますよ」


???


何を‥‥するんだろう??


そう思っていたら・・



「「「じゃんけん‥‥ぽんっ!!」」」



・・・へ??


じゃんけん!?


大人の男3人が真顔でじゃんけんって・・・



「・・くく‥‥‥
本当にやってるのか彼奴ら‥‥‥」


霧斗、みんなの前では駄目だよね?
櫻澤さんはキッチンの様子を見て、壁を向きながらも肩が笑ってるし、訳分からない??



「「「あいこでしょっ!!」」」


「俺の勝ちだな‥‥」


勝ったのは‥‥‥本郷さん。


「じゃ次の!!」


「ええ、次は負けません」


「「じゃんけん‥‥」」


これって‥‥最後まで続ける気なの??


チラッと櫻澤さんを見たら、キッチンに入る気も、声を掛ける気も無いらしい。


そして、私も何となく入りにくいよこれは。



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