この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛ー羞恥公開調教
第16章 優しき調教師

必要最小限で引っ越しをするから、初めから備え付けである家具類以外は全て現地調達。
向こうに残ったスタッフは、前の持ち主に返す為に、不用品の処分からリフォーム部分も元に戻し、現状回復してから持ち主に明け渡す。
そう櫻澤さんが説明してくれた、足が付かない為の予防的措置だと。
そのお陰で、本郷さんの手にはメモ紙の山。
みんなそれぞれ必要品を書いて、生活概念の高い本郷さんが一手に購入、これも何時もの事らしい。
「食材はこれで全部ですね‥
冷蔵庫が倍に広くなったから、買える分もかなり増えましたし」
「流石に多いな‥
有料宅配で配送させるか‥‥」
「調味料からだから、大量になっちゃったかも‥‥」
「何、毎回の事だ‥
これが終わったら、家電量販店と家具類、後日用雑貨も‥
どれから回る美波?」
「ん――、宅配サービスのある場所から?」
「今は大概あるがな」
「じゃ、本郷さんの好みで良いです」
今日の本郷さんは、トレーニングウエア。
私はジーンズにデザインシャツと、軽めの上着。
2人揃って、極力目立たない格好を選択。
本郷さんは背の高さで目立っているけど、それは言わないお約束でしょう?

