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契約的束縛ー羞恥公開調教
第16章 優しき調教師



本郷さん、この大きいパフェをペロリと食べちゃった、本当に甘党なんだ。
私だったら、絶対に残す量だよこれ・・・




そして、本郷さんが最後に行きたいと言っていた場所。



「・・・・化粧品?」


「ああ‥‥」


「でもあるよね?」


引っ越しの時、化粧品一式は持って来ている。
なのに何故??



「あれは調‥‥‥仕事用だ‥
美波個人の物は無いだろう?」


「それはそうだけど」


「しっかりと、美波に合う物を買おうと思って此処に来た」


「私に合う‥‥」


本郷さんに促されて店の中に入った。


入った途端、店員さんに私と本郷さんのコンビは多少引かれたけど、本郷さんが指定していく化粧品の数々を聞いてハッとしたのか、向こうも本気モード。



「もう少し赤みが強い方が良い‥
新作で赤色ルージュシリーズがあった筈」


「はい、少々お待ち下さいませ」


「・・・・・」


ハッキリ言って・・・


私より本郷さんの方が、最新化粧品に詳しい、これは少し落ち込むかも。


「・・・仕事の流れだ‥
飾るのも仕事の内だから、こういう化粧品の類も詳しくなる」


「・・なるほど・・」


本郷さんって、衣装からほぼ全部1人で決めている。
魅せる為、これも緊縛師の仕事の1つらしい。



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