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契約的束縛ー羞恥公開調教
第5章 苦痛とケア
ペタンと、絨毯に腰を落としてしまう。
「・・逃げられない・・・・・」
もし、この扉を開ける事が出来ても、裸のまま外に助けを求めに出る事が出来る?
「・・・・・」
そう考えて、私は力無く弱々しく首を横に振る。
こんな格好で外に出たら、私は一生世間を歩けない、それくらいの倫理と羞恥心はある、こんな私でも。
(それに・・・)
此処から出るのも契約違反、契約を成功させないと、私には未来が無い。
どちらにせよ、私は此処から出る事が出来ない‥‥んだ。
「・・どうなるのかな私・・・」
仁科さんと宮野さんの、巧みな責めで半分うろ覚えだけど、調教とか言っていた。
・・私は調教される・・
櫻澤さんが、中心は私と言った意味は、私が調教される側だから。
そのくらいは想像出来る、私だってそこまでバカじゃ無い。
ただ茫然と座り込んで、どれくらいそうしていただろう?
急にカチャカチャと、扉の鍵を開ける音がしてから扉が開き、仁科さんが部屋の中に入って来た。