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契約的束縛ー羞恥公開調教
第18章 愛眼の調教師

「・・昼食です・・」
部屋に入る理由として、昼食を運ぶという方法を選んだ。
これなら普通、絶対に疑問に思わない。
「・・・・・ああ・・・・・」
気の無い返事。
昨日の事が心をズタズタにしたんだとは思うけど、私だって一度は通った道、同情だけはしない。
「食べて下さい‥
食べないと体力が保ちませんから」
「・・・・・」
虚ろに私を見るだけで、ベッドから動こうとはしない。
心境的に心はヒビが入って空っぽ、それくらい私だって気付いてる、そう持って行ったから。
「・・・食べさせますか?」
「???」
「良いですよ‥
食べれないのなら、私が食べさせてあげます‥‥」
昼食を乗せたトレイを持ってベッドへ、男の隣に私も座った。
「口を‥‥開けて?」
「・・・・・」
ジャムを塗ったトーストを千切って、男の口へと運ぶ。
言われるがままに口を開ける男に、私は一口分のトーストを入れてあげる。
「・・・
・・・こういう時は・・・優しい・・・」
「普通の事をしているだけです‥
さっ、もう一口‥‥」
昼食は簡単な、トーストとスクランブルエッグとサラダ、それに野菜スープ。
調教対象の食事は、しっかり栄養バランスを考えて、スタッフが作っているんだけど、それは調教者には分からない話。

