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契約的束縛ー羞恥公開調教
第18章 愛眼の調教師



「え‥‥と‥‥
これで良いですか仁科さん??」


「合っているとは思いますが、細部は宮野でないと分からないんですよ」


宮野さんが部屋から出て来ないので、今日の私は人手の足りない舞台セットの方に回ってる。



(・・・
どうしても気になって、あんな事を言っちゃったから・・・)


みんな、さり気なく宮野さんに気を使ってる。
それが分かったから、思い切って私が本当の事を言ってしまった。



(良かったのかな?
逆に宮野さんを傷付けのかも‥‥私‥‥)



少しハッキリと、言い過ぎたとは思っているよ。


ちょっとだけ辛い。
私はあまりにも深く、宮野さんの心にズゲズケと入ったんだもの。



「美波、反対側を支えて下さい」


「・・・!
はいっ!!」


考えに夢中になって、返事が遅れた。
仁科さんって、こういう時は感づくのが早いから気を付けないと。


ちょっと重い鉄の棒だけど、今の私にはそこまで重くは無い。
仁科さんも分かっていて言っている、私が持てるって。


そこは良いよ、これは仁科さんがくれた力だから。



(・・・やっぱり、セッティングにも来ないのかな??)


ちょっと考える暇が出来ると直ぐ‥‥私、選択を間違った?



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