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契約的束縛ー羞恥公開調教
第19章 2人目の主催



「そういえば美波」


「はい?」


ちょっとだけ、缶ビールの方が良いなと思ったのは置いて。



「明日、上杉組に寄ってから拠点に戻る」


「上杉組、昼間言っていた?」


今の拠点に一番近い、Cross sels関連の暴力団。



「中央への繋ぎと、後は上杉組組長、上杉明の探りか‥‥」


「探り??」


「あまり良い噂は聞かん男だ‥
Cross selsに名を連なってはいるが、その裏で更に何かを画策している、そんな話もある」


「・・・上杉明・・・」


櫻澤さんが、警戒する程の相手なの?


元々、警戒心の塊みたいな櫻澤さんだけど、今回は何か違う、そんな感じ。
私の考え過ぎかな??



「上杉組とは前に一度トラブルがあってな‥
大事な商品の搬送や、足跡消しに利用するんだ、信用に足りんと判断したら、他の組へ回す‥
どの組を選ぶか、決定権はこちら側にあるんだ」


「じゃ、それを判断する為‥‥」


「まあな‥
わざわざ女連れで行くんだ、こちらが思うリアクションを取れば面白いがな」


つまり、私は餌って事ね。
本音、男の欲求を引き出す為の餌の役割、勿論櫻澤さんが守ってくれる、それはしっかり理解しているから大丈夫。



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