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契約的束縛ー羞恥公開調教
第20章 大いなる保護と罠

「確か俺のは、ゴールドピアスにプラチナの正十字架だったか」
「中央最上位幹部より、少し下の階級じゃないですか‥
付けた方が良いと思いますがね?」
「だから苦手なんだ‥
金属アレルギーというな」
「アレルギー・・・」
予想外の答えだったのか、仁科はキョトンとしている。
仁科にはアレルギーという言葉は無いらしい、全く。
「だから言いたくなかったんだっ!
・・・で、そのピアスは何時届く?」
「アレルギー‥‥‥拒絶反応‥‥‥
ああ、ピアスは‥‥分からないんです、作れる職人が本部遺跡内にしか居ない為、出来上がって送られて来るまでの予想が全然付きませんね」
「因みに何時頼んだんだ?」
「前の拠点に居る頃に‥」
「数ヶ月は経つ‥‥」
最近の仁科は、隠す事無く良く話す。
あの一件を見て話してから、隠す気が無くなったともいうのか?
「そろそろ出来上がって、日本に回って来ても良い頃かとも思いますが‥
嫌でも連絡が来る筈ですよ、人員の方は直ぐ手配します」
「ああ、分かった」
話は済んだと言わんばかりに、仕事部屋から出て行く仁科。
やれやれ本当の仁科は、日本国内でどれだけの力を持っているのやら・・・・・

