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契約的束縛ー羞恥公開調教
第20章 大いなる保護と罠

「・・・
命を出すのは私達‥
私はルークの報告を待ちます、私はただ貴方方に話を通したまでの事‥
顕現し力もピアスも持つ今のシルバー・クルスに、たかが人間が適う筈も無い、暫く静観していて貰いましょうか・・」
『『『盟主・・』』』
「話はこれまでですよ、後は用などありません」
仁科さんの方が、一方的に回線を切ってしまった。
東条海里とは、別の意味で苛ついているみたい。
「・・・
あれが賢人です、つまらないでしょう??」
「・・・・・
仁科さんは‥‥本当に賢人が嫌いなんですね・・・」
「嫌いですよ‥
人形、私から見ればそんな風にしか見えない‥
まあ賢人共も、私達を見て同じ事を思っているでしょうが・・・」
浮かない顔の仁科さん、ずっとそう思って遺跡に居たんだ。
それは少し悲しい。
「姿・・戻さないといけませんね・・」
「っっ!!」
「・・・美波っ!?」
姿を戻そうと近付いた仁科さんに‥‥‥私は思いっ切り抱き付いた!!
「・・・
やっぱり仁科さん‥‥泣いてる」
「・・・美波・・・
・・・そうですね、こんな風にしか見れない私が・・・辛いのかも知れません・・・こうして普通を覚えてしまったら余計に・・・」
「仁科さんは‥‥今の仁科さんは普通だよ・・・」
「・・・簡単には死ねませんがね」
それが仁科さんの心の葛藤??

