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契約的束縛ー羞恥公開調教
第20章 大いなる保護と罠

「少し普通と違うかも知れないけど‥
今の仁科さんは、行動も考え方も普通だと思う‥
だって、みんなと居て楽しそうだもの・・」
「今は‥‥です‥
何れは誰も残らない‥」
「その為の私でしょう?」
「・・・・美波・・・・」
逆に、仁科さんに抱き締められる。
キツく、私の存在を確かめるようにキツく。
「いなく‥‥ならないで下さい美波・・
漸く共に歩める者が出来た、私と同じ時間を共有出来る者が‥
薄々気付いているでしょう、私がどれだけの間、生きて来たのかを‥‥」
「それは・・・・・」
朧気に見た仁科さんの記憶。
その一番古いのは‥‥1000年?もっと前??
「私だって1人は嫌ですよ、数百年は遺物の中だったとは思いますが‥
私は後どれだけ彷徨えばいいのか‥‥「私も一緒です、ずっと一緒ですから‥‥」」
櫻澤さんとは違う意味の愛情。
こんな仁科さんを放って置ける訳が無い、ずっと1人彷徨い泣いていた仁科さん。
私がずっと一緒居て、愛し癒やしてあげる・・・
それが、仁科さんの望みでしょう?
パートナーとして、何時終わるか分からない人生を2人で・・・・・

