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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力



「・・・はぁ・・・」


ずっとリビングのソファーに座っているより、外に居る方が多少は落ち着く。



「・・・・・」


触れるピアス。
だが、反応は全く無い。



(それに先ほどからの、この気持ち悪るさ)


私‥‥では無い、考えられるのは美波の方。
それなのに美波の微かな波動どころか、美波自身に全く繋がらない。


まるで美波の方が、私に悟られるのを拒絶している、そんな感じを受ける。



(・・・・・何故・・・・・)


私は星空を見ながら、ため息1つ。


私を拒絶する理由は?


普段ならば、美波の状態は僅かだが随時分かるというのに、この変な気持ち悪さだけで後は何も見えて来ない。



「・・故意的・・ですか?」


行動には理由がある。
美波が簡単にこんな事をする筈が無い、その程度くらい私だって理解している。


では、どんな理由が?


美波は何を見、何を聞き、こんな行動を取っているのか??



(この気持ち悪さと関係がある・・・)


気持ち悪いというか、意に染まぬ異物が体内に入ったというか。


躰の方が強制的にでも異物を排除しようとする時に起こる、強烈な違和感。
多分そんな表現が一番近い。



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