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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力



「・・・
美波が守るもの‥
範囲が広過ぎるからな美波は‥‥」


「そうでしょうか?
私達4人と居場所、この2つだと思います」


「俺達がそう簡単に、どうにかなるタマでも無いだろう‥
‥‥という事は居場所、此処か?」


「そこまでは分かっても、何をが分からないんですよ」


目は少ない星を見詰めたまま、そのままお互いに話を続ける。



「あのスタッフは、1人で外出していた‥
外からヤバい物でも持ち込んだと考えるか、内でヤバい物でもあったか、どちらとも取れん」


「第3者の線は無いでしょう、監視カメラに引っ掛かりますから‥
それとスタッフ達の物は、完全管理だと思いましたが?」


「プライベートの物までは把握していない‥
それに消えたスタッフの部屋を調べたが、何も出て来なかった」


「何も無し‥‥」


「というより、殆ど私物が無かったと言うべきだろうな‥
‥‥計画的だろう」


「・・・
そこまで頭が回る人物とは思えませんでしたがね・・・」


「俺も、そっちを考えた‥
誰かが指示したんだろう、東条の息の掛かった誰かが‥‥」


「最終的には、そこに行き着きますか‥‥」


間違いなく東条海里が関わっている。
分かっていても、足掛かりすら掴め無いとは。



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