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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力

今の会話は、主催にも聞こえいる。
敢えてスピーカー通話にして話していた。
「もし見付けも踏み込まないように、何か裏があります」
『畏まりました、盟主のご命令通りに‥‥』
ルークとの通話を切って、私はもう一度考える。
主催が見た神楽亜弥は、そのまま上杉組に残っていた。
そして東条海里の命令のままに動き、美波を拉致陵辱。
「・・・
上杉組が一番臭いな」
「そのようですね‥
ですが、何かを見付けるまで、こちらも動けない」
・・・美波さえ居てくれたら、簡単に探し出せるものを・・・
今の私では、何か分からない物や現象を力で無理やり探すのは不可能。
絶対的に力が足りない。
「俺達とスタッフ総出で、この屋敷中に何かないか探して見るか?」
「そうですね、それが一番だと私も思います」
見付けなければ話にならない、例え効率の悪い人海戦術でも。
「じゃ中に戻るか‥」
「ええ‥‥」
徹夜の家捜し覚悟で、草むらから立ち上がった時。
「・・・?
主催・・・あれ・・・」
「・・・ん??」
屋敷の門の前に明かり、車のヘッドライト??
「車だな‥
こんな時間に、この場所にか??」
「誰か来ますよ」
「あれは‥‥上杉組の‥
どういう了見だ?」
私も主催も、訪ねて来た人物を見て少々唖然。
何故上杉組幹部が此処に??

