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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力

「行くか仁科・・」
「えぇ・・」
話通りに本郷と宮野を置いて、車から外へ出て歩き出す。
「・・・で、どうするつもりだ仁科?」
「普通に正面突破じゃないんですか主催?」
「わざわざ、待ち構えている所に飛び込みか??」
「私は主催がそれを選ぶと思いましたが」
「・・確かにな・・
小細工など面倒くさい」
「なるべくでしたら、1人捕まえたいですね‥‥主催?」
「なるほど‥
だから正面突破か・・」
「えぇ、一番簡単かつ手頃かと思いますがね」
「俺よりお前の方が、気が荒そうだ」
小細工するつもりは初めから無かったが、仁科の方から言われるとは。
本当に怒らせた仁科は手に負えない。
これは周りも大変だったろうな、今更ながら実感するぞ?
門近くには誰も居ない、という事は全員中か?
思ったより簡単に、正面入り口前に到着。
俺の方は本郷から借りた方じゃない、小型ナイフを構えているが、仁科はただ窓から中の様子を窺っているだけ。
「・・ど真ん中を走れば、突破出来ますね・・」
「ど真ん中、一気に駆け抜けろ‥‥か・・・」
事務所の配置は頭にある、そして昨日此処に来ている仁科も。
それを踏まえた仁科の言葉。
「・・・・・」
「・・・・・」
互いに頷き合い・・・
俺が正面の扉を開け、一気に上杉組の中へと急襲を掛けた!!

