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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力

・・風を支配する・・
無風の筈の室内に風が溜流し、少しずつ気付かれないように、この事務所の中を駆け回るように持っていく。
「何故Cross selsに、盟主という存在が居るのか‥
何故そこまで腫れ物のように扱うのか‥
何故盟主は、神と悪魔の子と呼ばれるのか‥
理由は1つ、盟主には他には持ち得ない力を持っているせい、そして今の盟主は2人・・・まだ分かりませんか?」
「ま‥‥まさか‥‥‥」
漸く気付いたようで。
それでなければ、面白くはない。
「今の盟主は2人‥
私と、そして美波ですよ‥
神楽亜弥お前は盟主に手を掛けた、盟主に仇なす者‥‥その末路は死あるのみ・・・」
「っ!!!」
力を完全に開放する!
巨大な風の力、風の竜巻、風の刃を!
私の、ゴールド・クルスの本来の力を!!
「っっ!
櫻澤さんっ、その人から避けて!!」
「っっ!!!」
私の言葉に、櫻澤さんは咄嗟に私を捕まえ後ろに飛び引いた!
その瞬間!!
「がはっっ!!」
櫻澤さんが押さえていた上杉って人に、風の刃が躰深くに襲い掛かった!!
「風・・・それも事務所中・・・」
「お願いっ!動かないで!!」
今、この中は仁科さんの力が暴走してる。
容赦無い風の力は、この事務所中のあらゆる物、あらゆる人間に襲い掛かる!!

