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契約的束縛ー羞恥公開調教
第23章 束の間の安息と従者の秘密

「特別製?
何処が??」
「言うより、聞いた方が早いですかね?」
普通の人間にも、ピアスの共鳴音が聞こえるように。
少々風の力を使うが、完全に安定した今なら大した支障は無い。
私は耳のピアスに触り、一度だけ指で弾いた。
"リ――――――ン"
私が躰で受け、共鳴している波動を風に乗せて流す。
リビング中に響く、天使の音色・・・
「ぅわー綺麗な音‥」
「・・天使の音色・・」
「天使のか‥‥」
「良いネーミングだな」
「・・・・・」
反応様々だが、皆この音色に聞き入っている。
美波は知っているので無言らしい。
「これが、このピアスの特徴です‥
普段は聞こえませんよ?」
「ちぇっ、もったいないなぁ――!」
「そうでは無く、普通は聞いてはいけない音色という意味が強い‥
天使の音色は、人を誘惑すると言われています‥
今は仁科様がやり、そして此処に居るのが男ばかりなので、支障は無かったですけど、八神様がやったら大変な事になります」
「私!?
しません、そんな事‥‥」
まあ、美波がやったら、此処居る全員が美波の言いなり、美波も薄々理解しているようで、全力否定中。
しかしドンドンと、本来の話から遠ざかっているような気が。
全く宮野は。

