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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断



「もう少しの間だけ動けたら、一緒に逃げる事も考えたが、思った以上に出血が早い‥
もう立つ事も無理な程、俺も予想外だったな‥
だから、せめてこれだけは言って置きたくて、美波と2人きりにして貰った・・・」


「・・・何・・・を?」


・・・声が震える。
私は、私達は、本当に櫻澤さんを置いて逃げなくちゃいけないの?



「・・・・・
俺の事を忘れろとは言わん、だが心の片隅にしまい込め!
美波お前には仁科や本郷達が居る、特に仁科はお前を本気で、そして完全に守るだろう‥
居なくなる俺より、前を見て進め!!」


「っっっ!
・・・嫌っ!!」


櫻澤さんの言葉に、私は辛くて辛くて、櫻澤さんの首にしがみ付いてしまった!



「美波、愛しているから言うんだ‥
先の無い俺より、先のあるアイツらを選べ、それが最後に俺がお前やアイツらにしてやれる事、違うか美波?」


「私・・私っ!!」


「・・・気持ちは分かる、俺だってこんな選択はしたく無かった‥
でもな、現実は現実として受け止めるしかないんだよ」


櫻澤さんの手が動く。
私の頬を掴み、触れるだけの優しいキス・・・触れ合うだけの・・・キス。



「・・・
俺が居なくても、もう大丈夫だな?
強くなったからな美波は・・・」



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