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契約的束縛ー羞恥公開調教
第26章 逃走と援護

「・・・
戻りましたね」
「ごめんなさい」
「いえ、仕方無い事だと思いますから」
漸く普通には戻ったが、美波は俯き唇を噛み締めたまま。
この残した凝りは、どうしたら良いのだろうか?
それよりも今は・・・
「本郷さん、これからの当ては?」
「そうだな‥‥
とりあえず一度、前の拠点の時の組へ行き、着替えと車の乗り換えだな‥
着替えは5人分、何かあった時の為にトランクに積んである、後最低限の逃亡資金も積んであるんだ」
「その後は?」
「・・決めていない・・
というより、何処に行けば良いんだか・・」
警察の追っ手を巻ながらの逃避行。
しかも、今の所は当ては無し、元々Cross sels(クロスシールズ)に組している私達に、行く当てなど少ない。
「では、この場所に行きませんか?
宮野、ナビの操作を頼みます」
「あいよっ!」
ポケットの中から、1枚の紙を取り出し宮野に渡し、宮野はその住所を見ながらナビに入力。
「・・・はぁ!?
仁科、此処ヤバいだろう、イタリア大使館だぜ!」
「合っていますよ、イタリア大使館で‥
本部の日本支部は、イタリア大使館内にありますから」
「大使館‥‥
日本が手を出せない場所だ、治外法権という名のな」
「そうかぁー!
その中は安全じゃん」
「ですから、その場所にしようかと‥
後の計画も立てやすいので‥」
私達の意見が一致し、前の組経由で、イタリア大使館に向かう事に決定した・・・・・

