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契約的束縛ー羞恥公開調教
第26章 逃走と援護

「言葉で説明しても、分かりにくいかと‥
かと言って、今は縮小版を作る力すら残っていないんですよ私も‥‥」
「着替えるだけでもヨレヨレだもんなー仁科」
「どれだけ派手に暴れたんだか‥‥」
トランクに詰め込んでいた着替えを着るだけでも、仁科に取っては大変な騒動。
仕方無いと、俺と宮野で仁科の黒服を無理やり脱がせ、着替えを何とか仁科自身が着込んだが事の顛末。
「つか、本郷さんジャージって‥」
「一番俺らしいだろ?」
「毎朝ジャージでしたからね」
俺はジャージ姿。
仁科はジーンズに、ラフなカットシャツ。
宮野は若者らしい、黒のジーンズに、プリントTシャツ。
お互い、こう私服姿で顔を突き合わせているのは、本当に珍しい光景。
特に仁科か、殆ど黒服しか見た事が無い。
「美波終わったかな?
見て来て良い?」
「「ああ(えぇ)」」
宮野が部屋を飛び出した途端、仁科の方はソファーにゴロリ。
本当に辛そうな雰囲気だが、大丈夫なのか??
「大丈夫か仁科?」
「まあ‥‥
大使館まで辿り着ければ、何とかはなります‥
それまでは、耐えるしかありませんので‥‥」
「耐える??」
「・・・
耐える、です‥
どちらかと言えば、危ないのは私より美波の方‥
無意識に何かをされたら、今の私では抑える事が出来ませんから」
仁科の方が辛そうな感じだが、危ないのは美波の方??

