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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

最下層は、人身売買で流れて来た人間達の保管施設。
要するに、人身御供という名の餌を管理している部分に当たる場所。
「・・・
美波、辛いでしょうが、受け入れるしか無いんです‥
此処に居る人間‥‥餌は通常と同じく記憶処理されています、それも自分が人間だという事すら忘れる程に‥」
「・・・それは・・・」
美波に取れば、初めての餌。
これを乗り越えてくれなければ、美波は一生血の餓えに苦しむ事になってしまう。
最下層に着き少し歩けば、何1つ物が置いていない広い部屋がある。
全てが真っ白に塗られた空間、まるで血と無縁のような白き部屋。
そして、この白い場に連れて来られた、異質にも見える白人種の裸体の若い男女。
「やり方は前に見て知っていると思いますが、説明は必要ですか?」
「・・・・・いいえ・・・・・」
美波はただ弱々しく、首を横に振るだけ。
理解と行動は別物、その程度は私にだって分かっては‥‥いる。
「・・ルーク・・」
「・・はい盟主・・」
ルークからナイフを受け取り、私は白人女性の方に向かって、フラフラながらも歩き出す。
「・・・??」
何も分からないという顔で私を見る女性、私には慣れ親しんだものだが。
その女性の肩を掴み。
私は持っているナイフを一気に首から胸へ、躰を切り裂く為、斜めに振り下ろした!!

