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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道



「・・・あ・・・」


仁科さんが、女性をナイフで斬り付けて。
・・流れる・・鮮血・・


その傷口に手を翳せばば、血は自然に仁科さんに取り込まれていく。


分かってる、上杉組で神楽亜弥の時に見いたから。
でもあれは、見ていただけで私は関与していない、だけど今回は私も手を出さなくちゃいけないんだ。



「・・・・・美波」


「私は・・・・・」


出来るの??


人を傷付けて、血を奪うなんて行為を私が?



「・・・美波、やらなければ、此処にいる人間全員を危険に晒す事になります‥
先ほどのように‥‥」


「・・・っ!!」


そう、私は無意識に、宮野さんの血を奪おうとした。
今此処でやらなければ、また先ほどと同じ事の繰り返し、それは嫌。



(・・・それに・・・)


間接的とはいえ、昨日私はもう人を殺めてしまっている。
あの女性警官、あれだけ攻撃して、生きている筈がないもの。


だったら、みんなを危険に晒すくらいだったら・・



「・・・・・・・」


覚束ない足取りだけど仁科さんの側まで歩き、私は仁科さんが握っているナイフを受け取った。
次の目標は、分からないという目で私を見ている白人男性。


ゆっくりと目の前まで歩き、そして立ち止まる。
だけどこれだけは‥‥言わせて・・・



「・・・・・
・・ごめんなさい・・」


そのひと言と共に、私は仁科さんと同じように、白人男性を斬り付けた・・・・・



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