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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

「・・・2人で居ても広過ぎ――!!」
「たしかにな‥
官や養成所の宿舎や、個人部屋が多かった俺もこれは落ち着かん」
「俺も同じだって本郷さん‥
こんな豪華な部屋で寝た事なんて無いから、余計に居心地悪っ!」
そりゃさ、昔は屋敷の使用人をしてたと言っても、俺はほら半性奴の使用人だったんで、あのバハァはこんな部屋に居たけど、俺達なんて雑魚部屋。
そんな俺が、こんな豪華な部屋なんて落ち着ける筈が無い。
逆に眠れねぇー!
どうしょうこれ??
「少し歩いて見るか宮野?
仁科が言っていただろ、支部内自由で良いと」
「なんか危ない事も言っていたような?」
「だからだ‥
俺達はCross selsと言っても、内情は殆ど知らんからな、此処だと少しは分かるんじゃないか?」
「なるほど―
流石本郷さん頭良い!
俺も歩いて見たくなった」
「じゃ行くか」
「おう!!」
本郷さんと一緒に客間の外に出て、先ずは一度通った道を辿って見る事にした。
「・・・
最初に来た場所だな‥
やはり正逆十字のシンボルマーク、此処で何かしているのか??」
「教会とかに似てるけどさ、どっか違う雰囲気‥
どちらかと言えば殺風景?そんな印象」
「教会だってシンプルなのはあるぞ?」
確かにそうだどさ。
殺風景の意味は、何というか‥‥殺伐としている感じ?
俺が言ったのは、そういう意味だったんだけど、本郷さんの感覚は違うのかな??

