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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

仁科達が向かった方向とは違うけど、反対側にも通路があったんで、そっちを選択。
「・・・
こっちはまた雰囲気がガラッと変わって、近代的と来た」
「だなぁ―
変な作り・・・」
「此処は地下なんだ、無駄な作りはしないと思うがな俺は‥」
「近代的に理由があるって言うんだ本郷さん?」
「まあな」
歩いても普通の通路と扉ばかり。
あっ、でも一番奥は広そうな感じじゃね?
「行き止まり‥‥か‥
だがこの部屋、かなりの設備が整っている」
「すげー!
メカだらけじゃん!!」
一番奥は、巨大なディスプレイに多数の端末、それに俺でも分からないような機器が沢山!
こういうの嫌いじゃないんだよな―、むしろ好きな方だって。
「・・・目が輝いてるぞ宮野・・・
というより、向こうに居るのは仁科じゃないか?」
「えっ?
・・・あ―本当だ、向かい側は確かルーク・ガルシアって言ったよな」
「ああ、本部賢人だと、という事は情報収集‥
仁科も知りたがっていたしな」
「・・休むって言葉が無いのかよ仁科ぁ―」
大好きな機器類の向こう側、仕切られたパーティションみたいな場所で、仁科とルーク・ガルシアが話し合っているんだ。
「少し様子見だろう‥
仁科がこうして個人的に聞いているという事は、何かあるに違いないからな」
「待ちぼうけ・・・」
だけど入って行ける雰囲気でも無いし、俺と本郷さんは仁科に見えない場所で、様子を見る事にした・・・・・

