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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

「4人乗りだったから、検問以外は通過出来たですか?
しかし手配されているとなると、迂闊には動けませんね」
「正確には、櫻澤、本郷、宮野、そして八神様が手配中‥
爆破された別荘の捜索はまだ途中との事、予想以上に木っ端微塵で難航している、これが現状です」
「おや、ただの運と偶然だったと?
まあ屋敷の方は、私も爆風と爆炎というオマケを付けましたから‥
何も残らない、そんな所です」
あの広い屋敷・・
ダイナマイト9本では中途半端に残ると考え、爆破に合わせて、私が爆風と爆炎を付け加えた。
だからこそ、広範囲に見えるまで火柱が上がり、屋敷は木っ端微塵。
これが屋敷爆破の本当の顛末。
「重体の女性警官、そして警察官僚、この2人の始末を‥
爆破した場所が場所です、意地を張りあの別荘を強制的に家宅捜索しようとした張本人が消えれば、所有者の大物政治家も動き出すでしょうね」
「なるほど、参考人手配自体を有耶無耶にしてしまう、そういう事ですか‥」
「私達の事を知っていたのは、その警察官僚のみ‥
その独断で家宅捜索に踏み切った筈、消えてしまえば私達の事の信憑性も低くなります‥
なるべくでしたら自殺が良いですね、更に上が慌てますよ?」
この件が直ぐ消えるとは思わない。
だが手配さえ無くなれば、まだ日本で活動出来る可能性は残る。

