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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

「力を抑える??」
「ええ、この瞳には自然を見抜く力があるんです、時には余計なものまで見る事も‥
ですが瞳の色を変えていれば、見る力は抑えられます‥
髪の色は‥‥もう気分です、私も今の茶髪の方に馴染んでしまって、逆に金髪の方に違和感がありますね」
仁科悠人で居たい、その気持ちが大きい為か、金髪姿に違和感を感じてしまう。
気持ちの問題なのは理解している、だけど私は今のままで居たい。
「なんだか面倒なようだ‥
それに目立つ」
「だよな―
完全に外人にしか見えないじゃん」
「だから私はハーフですって、ドイツと日本のハーフ‥
それも白人系の血の方が強いんですから、金髪だと全くと言って良い程には日本人に見えないんですよ、だから目立つ」
何故こんな説明をしているのやら。
そう考えて見れば、以前同じ説明をしたような気がする。
「それにしてもだ、今の通信会話で海外逃亡とか話していたな仁科?」
「あ―!俺もそれが気になった!!」
「・・・言いました、爆破事件に中央介入、暫くは本当に日本に居場所が無さそうです‥
詳細は明日ルークが話すでしょう、私は的確な後始末をルークに示したのみ」
漸く本題というか賢人とのやり取り話。
どうしても本郷さんと宮野と話せば、横道に脱線しがち、だがそれはそれで楽しいと思っている私が居るのもまた確か。
私でも理解不能な結束力、多分それは主催が何年も掛けて築いたもの。
そして私にも、この結束力は心地良い。
本郷さんと宮野を、失いたくないと思う程には・・・・・

