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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

「・・・
だけど私はそれで良かったと思います‥
それが櫻澤さんの意志、前を向かなきゃ先に進めないもの」
前を向いて進め!
ちゃんと進むよ、櫻澤さん。
「美波‥‥
前を、ですか‥‥
そうですね、起きてしまった事は元には戻せません‥
私達は前を向いて進むしか無い、とは言っても暫くは日本国内で活動するのは無理そうですが‥」
「・・・何故?」
「明日全員を集めて、詳細な話をしようと思っていたんですが‥
・・警察から重要参考人として美波達は手配されています、今は国内で移動する事すら難しい‥
明日しっかりと、本郷さん達とも話し合う事になりますが、一度日本から出るのが一番利口な選択になると思います」
「日本から‥
でも、私は日本しか知らない‥‥」
海外に逃亡。
私は日本しか知らないのに、それで大丈夫?
「それを言うんでしたら宮野も同じな筈‥
本郷さんは、少々分かりませんが、最低限の語学力があれば何とかなりますし、必要ならば私が美波に教えますから」
「・・大丈夫かな?」
語学力は全くと言っていい程自信が無い。
仁科さんは、語学力堪能って前に話していたから、どの国でも問題ないんだ。
「知識と感覚ですんで、私から伝える事は可能‥
意味、分かりますよね美波?」
「・・・・・あっ!」
少し忘れ掛けていたけど、繋がる事で知識の伝達が出来るんだった。
だとしたら語学力に問題なんて無い、後は何処に行くか‥‥なのかな??

