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それを、口にすれば
第9章 けれど、愛してる
突然、パシンッと軽い音を立てて尻が叩かれる。
「はうっ……」
「素直にならないとお仕置きされてしまうよ」
優雨が息を飲むのと同時にショーツが一気に下された。
一連の行為をする彼は、普段の紳士的な結城とは別人のようだ。
しかし、そんな風に扱われることに身体を熱くしてしまう自分を優雨は感じでいた。
――今から結城さんと――
そう思うと、今まで頑なに拒んでいたことなのに、悦びが溢れて仕方がない。
きっとあの部分もはしたく濡らしてしまっているのだろうと優雨は思った。
「ドロドロじゃないか……いつからこんな風になっていたんだ?」
まるで咎めるような口調で言われることにも興奮してしまう。
一体自分はどうしてしまったのだろう。
結城を求め、濡れること。
そしてそれを見てもらうこと……
それは悦び以外の何ものでもなかった。
「ずっと……ずっとです……」
「男のものを咥え込んだからか? それとも、その前……ワインを飲んでいる時から?」
「ああっ、ごめんなさい……結城さんに会いたくて……」
結城の指先が、優雨の足の付け根に触れる。
女性器に届くか届かないかというその場所に触れられると、ゾクゾクとした快感が走る。
しかし肝心の……その、結城が言うドロドロの部分には届かなくて……優雨は切ない思いで結城の指が自分を更に乱してくれるのを待った。
「はうっ……」
「素直にならないとお仕置きされてしまうよ」
優雨が息を飲むのと同時にショーツが一気に下された。
一連の行為をする彼は、普段の紳士的な結城とは別人のようだ。
しかし、そんな風に扱われることに身体を熱くしてしまう自分を優雨は感じでいた。
――今から結城さんと――
そう思うと、今まで頑なに拒んでいたことなのに、悦びが溢れて仕方がない。
きっとあの部分もはしたく濡らしてしまっているのだろうと優雨は思った。
「ドロドロじゃないか……いつからこんな風になっていたんだ?」
まるで咎めるような口調で言われることにも興奮してしまう。
一体自分はどうしてしまったのだろう。
結城を求め、濡れること。
そしてそれを見てもらうこと……
それは悦び以外の何ものでもなかった。
「ずっと……ずっとです……」
「男のものを咥え込んだからか? それとも、その前……ワインを飲んでいる時から?」
「ああっ、ごめんなさい……結城さんに会いたくて……」
結城の指先が、優雨の足の付け根に触れる。
女性器に届くか届かないかというその場所に触れられると、ゾクゾクとした快感が走る。
しかし肝心の……その、結城が言うドロドロの部分には届かなくて……優雨は切ない思いで結城の指が自分を更に乱してくれるのを待った。