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それを、口にすれば
第15章 穢れた時間
更衣室……やはり、覗きや盗撮はあったのだ。
信頼していた店長がそんなことをしていたなんてショックが大きすぎる。
そして、理沙子の名がなぜこの場面で出てくるのだろうか。
このパート自体が理沙子の紹介だったのだし、二人が知り合いなのは知ってはいたけれど……。
混乱する優雨の胸もとに、店長の大きな手が迫って来る。
「私に……触らないでください……」
そう声を絞り出してみるが、店長の動きが止まることはなかった。
大きな両手で、乳房を力強く鷲掴みする。
「おお~いいねえ……乳はデカいのに限る」
「あぁっ……痛っ……」
「すぐに気持ちよくなるよ……田所さん」
反対側の男が声を掛ける。
小柄な身体。そして、この声は……。
「佐藤主任……?」
そうだ、あの司会の声も……爽やかな声で店をいつも取り仕切る、主任の声だった。
何も答えないままの主任がニットを胸の上まで引き上げる。
「いやああ!」
優雨の叫びも虚しく、白いブラジャーに包まれた乳房が外に飛び出ると、客席からは様々な声が飛んだ。
信頼していた店長がそんなことをしていたなんてショックが大きすぎる。
そして、理沙子の名がなぜこの場面で出てくるのだろうか。
このパート自体が理沙子の紹介だったのだし、二人が知り合いなのは知ってはいたけれど……。
混乱する優雨の胸もとに、店長の大きな手が迫って来る。
「私に……触らないでください……」
そう声を絞り出してみるが、店長の動きが止まることはなかった。
大きな両手で、乳房を力強く鷲掴みする。
「おお~いいねえ……乳はデカいのに限る」
「あぁっ……痛っ……」
「すぐに気持ちよくなるよ……田所さん」
反対側の男が声を掛ける。
小柄な身体。そして、この声は……。
「佐藤主任……?」
そうだ、あの司会の声も……爽やかな声で店をいつも取り仕切る、主任の声だった。
何も答えないままの主任がニットを胸の上まで引き上げる。
「いやああ!」
優雨の叫びも虚しく、白いブラジャーに包まれた乳房が外に飛び出ると、客席からは様々な声が飛んだ。