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それを、口にすれば
第15章 穢れた時間
その間にもハサミは優雨の白い肌を撫で続ける。
そしてその先は白いショーツの上でピタリと止まった。
「ど~れ、どんなお顔をしているのかな……」
顔と言ってももちろん、涙に濡れた本当の顔のことではなかった。
店長は、ツン……ツン……と刃先で丘の上をつついていたかと思うと、太い指をショーツと肌の間に挟み込む。そしてそこに一方の刃が差し込まれ……ジャキッという音を立ててクロッチの上の部分がハサミで切断された。
「ああ、イヤッ……」
最後の砦が除かれると、優雨の薄めの陰毛がライトに照らされる。
その光景に、観客席がまた少しざわつき始めていた。
「おお……これだけ薄いとこのままでも十分ワレメちゃんが見えるなあ……でももっと綺麗にしようね、優雨ちゃん」
綺麗って……まさか……。
『毎回恒例、オーナーお愉しみの時間ですので……皆様しばらくお待ちくださいませ。剃毛ショーの始まりです』
「そんなのイヤ……! やめて……」
その叫びは再び起こった拍手によってかき消されてしまう。
そして驚いたことに、優雨にとっては悪趣味でしかないその行為も、観客たちのボルテージを上げてしまうようだった。
「おい、早く見せてくれ!」
観客から声が飛ぶと、店長は〝了解〟とばかりに片手を上げ、その手で優雨の陰毛を引っ張るように掴み、ハサミで少しづつ切り始めた。
そしてその先は白いショーツの上でピタリと止まった。
「ど~れ、どんなお顔をしているのかな……」
顔と言ってももちろん、涙に濡れた本当の顔のことではなかった。
店長は、ツン……ツン……と刃先で丘の上をつついていたかと思うと、太い指をショーツと肌の間に挟み込む。そしてそこに一方の刃が差し込まれ……ジャキッという音を立ててクロッチの上の部分がハサミで切断された。
「ああ、イヤッ……」
最後の砦が除かれると、優雨の薄めの陰毛がライトに照らされる。
その光景に、観客席がまた少しざわつき始めていた。
「おお……これだけ薄いとこのままでも十分ワレメちゃんが見えるなあ……でももっと綺麗にしようね、優雨ちゃん」
綺麗って……まさか……。
『毎回恒例、オーナーお愉しみの時間ですので……皆様しばらくお待ちくださいませ。剃毛ショーの始まりです』
「そんなのイヤ……! やめて……」
その叫びは再び起こった拍手によってかき消されてしまう。
そして驚いたことに、優雨にとっては悪趣味でしかないその行為も、観客たちのボルテージを上げてしまうようだった。
「おい、早く見せてくれ!」
観客から声が飛ぶと、店長は〝了解〟とばかりに片手を上げ、その手で優雨の陰毛を引っ張るように掴み、ハサミで少しづつ切り始めた。