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それを、口にすれば
第4章 恥ずかしいお願い
理沙子は身体を起こし、良介を上から見ながら怒張した先端を撫でる。
「ほら、どうなの? 欲しかったら欲しいってちゃんと言うのよ……」
理沙子のそんな言葉と身体の愛撫に、良介は興奮した様子で……だらしのない笑みさえ浮かべながら応えていた。
「ああ……理沙子さん……ああ……」
優雨のことをいつも見下して来た良介。
テレビに出ている女性タレントなどが性的な発言をするだけで……そして、それらのことに優雨が興味を示すだけで、女のくせにと滑稽なぐらいにムキになった。
それは男尊女卑ともとれる態度で……。
その良介が、女性からあのように威圧的な物言いをされて嬉しそうにしていることが、優雨は理解できなかった。
理沙子が、残っていたニットを艶かしい仕草で脱ぎ捨て良介にまたがる。
その動きを見て、本当にセックスしてしまう……そう思った優雨は、結城の腕を思わず強く掴んでいた。
結城はどう感じているのだろう。
優雨を見つめるその瞳は、いつものように吸い込まれそうに深く、美しい。
そしてその声は低く、静かに優雨に語り掛けた。
「よく見なさい……貴女の夫を。嫉妬してしまうでしょう……そして堪らなく興奮している筈だ」
優雨にはよく分からなかった。
ただ、胸の鼓動が大きく、心がまるで張り裂けてしまいそうに感じる。
(嫉妬……興奮……)
「結城さんはいいんですか……だって、奥さんが……」
「……私は今、優雨さんのことしか見ていませんよ。興奮して我を忘れる貴女が見たい。あんな風に自ら足を広げるようになる貴女をね」
「ほら、どうなの? 欲しかったら欲しいってちゃんと言うのよ……」
理沙子のそんな言葉と身体の愛撫に、良介は興奮した様子で……だらしのない笑みさえ浮かべながら応えていた。
「ああ……理沙子さん……ああ……」
優雨のことをいつも見下して来た良介。
テレビに出ている女性タレントなどが性的な発言をするだけで……そして、それらのことに優雨が興味を示すだけで、女のくせにと滑稽なぐらいにムキになった。
それは男尊女卑ともとれる態度で……。
その良介が、女性からあのように威圧的な物言いをされて嬉しそうにしていることが、優雨は理解できなかった。
理沙子が、残っていたニットを艶かしい仕草で脱ぎ捨て良介にまたがる。
その動きを見て、本当にセックスしてしまう……そう思った優雨は、結城の腕を思わず強く掴んでいた。
結城はどう感じているのだろう。
優雨を見つめるその瞳は、いつものように吸い込まれそうに深く、美しい。
そしてその声は低く、静かに優雨に語り掛けた。
「よく見なさい……貴女の夫を。嫉妬してしまうでしょう……そして堪らなく興奮している筈だ」
優雨にはよく分からなかった。
ただ、胸の鼓動が大きく、心がまるで張り裂けてしまいそうに感じる。
(嫉妬……興奮……)
「結城さんはいいんですか……だって、奥さんが……」
「……私は今、優雨さんのことしか見ていませんよ。興奮して我を忘れる貴女が見たい。あんな風に自ら足を広げるようになる貴女をね」