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第5章 封じられた夢、封じられた心

……ずっと母になりたかったという気持ちは以前結城にも少し打ち明けたことがあったが、これほどはっきりと伝えたのは初めてだった。

「……優雨は十分頑張ってきたよ。もう自分を解放してもいい」

そう言いながら、結城は縄を解く。
まずは手首を、そしてマッサージ器のスイッチはそのままで足首を。

身体中で解放感を感じると、優雨は自然とその言葉を口に出していた。

「お願いです……もう、イかせて……イかせてください……」

悪魔の玩具が優雨のクリトリスに押し当てられる。

「あああっ……！」

時間をかけてすでに高まっていた官能は、優雨の身体にすぐにスイッチを入れる。

「……そうだ、イきなさい」

一瞬で、絶頂に達していた。

「ダメっ……ダメです……ああっ……ああああ」

鋭すぎる快感に息が苦しくなる。
全身が性感帯になったように痙攣が止まらない……。

優雨はその感覚の海に溺れていた。

「うううっ……ダメダメダメ……ああっ……イッちゃう！　イッちゃうう！」

何度絶頂に達しただろうか……。

体に力が入らなくなったところでショーツが剥ぎ取られ、性器が露わになると、大量の液体が糸を引き結城の衣服を濡らす。

そのことにも、一番恥ずかしい部分が晒されることにも、今の優雨は興奮を感じていた。