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Hounds of Love
第20章 海
「ほら…」
そう言って胸に手を当てると、ドクドクという音が身体に伝わってくる。
でも、自分の心臓はそれ以上に早く動いていて、熱くなった。

「ハル…ちょ、離して…」

「やだ」

「…心臓が…保たないよ」

唇が合わさって、すぐに離れる。

周りにもカップルがたくさんいて、私たちの様子など気にする素振りもない。
けど…。
私の顔は真っ赤に染まった。

「や…ッ」

「ほら、こっちおいで」

更に海の中へ…。
段々水嵩が増えていって、足がギリギリ着くか着かないかくらいの所まで連れて行かれる。

「ハル…嫌…足が…怖いよ」

「俺にくっついてたら大丈夫だよ」

背の高い彼は、全然余裕そうで、水面から肩が見えている。

そんな彼の肩に腕を回してしがみついた。

「ナツ…」

「ん?」

「俺、我慢出来ねぇや…」
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