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伝わらない想い
第9章 伝えたい想い
「きゃ....んっ」
口を塞がれ、声が上がらない。
「ん....っん....」
じたばたと身体を捩ってみるけど、しっかり掴まれていてどうすることも出来ない。
「蘭ちゃん」
耳元で低い声。
どこかで聞いたことのある声。
「ここが蘭ちゃんの家?」
悪ぶれもせずにその影は耳元で声を出す。
「.....んーっ...っ」
塞がれた口から出るのはくぐもった言葉にならない声だけで...。
「大声出しちゃだめだよ、近所迷惑だからね」
「一緒に楽しいことしようよ」
もう一つの違う低い声。
口を塞がれ、声が上がらない。
「ん....っん....」
じたばたと身体を捩ってみるけど、しっかり掴まれていてどうすることも出来ない。
「蘭ちゃん」
耳元で低い声。
どこかで聞いたことのある声。
「ここが蘭ちゃんの家?」
悪ぶれもせずにその影は耳元で声を出す。
「.....んーっ...っ」
塞がれた口から出るのはくぐもった言葉にならない声だけで...。
「大声出しちゃだめだよ、近所迷惑だからね」
「一緒に楽しいことしようよ」
もう一つの違う低い声。