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第9章 伝えたい想い

「んっ、んぐ....んっ....っ、」

出したくもない水音が口から溢れる。
男のそれが無遠慮に出たり入ったりを繰り返した。

「こっちの口はどうなってるかな」

ストッキングが破られ、足元にもスーッと冷たい空気と共に男のザラザラとした感触を感じた。

ばたばたと足を動かしても何の抵抗にもならない。

「すぐびちゃびちゃにしてやるから」
そう言って、下着をずらし、くにくにっと小さな豆を弄る。

「んっ、ん....ぅぐ...っ」

電気が走ったように身体が痺れた。

「ほら、もう溢れてきたよ」
くちゅっと音を立ててすぐに太い指が入り込んでくる。

私のそこは少しの抵抗をみせたけど、すぐにその指をくわえ込んでしまった。

「蘭ちゃん、可愛いね」

「あー、やっべ…気持ち良いよ」

ぴちゃ、ぐちゅ....くちゅ、....。

部屋の中に水音が響いた。

自分の部屋なのに。

そこはまったく違う場所に感じた。

口の中に入っている男の動きが激しくなる。

その時。
ピンポーンー...。
と、インターフォンの音が鳴る。

男たちの動きが止まった。


.....助け、て....。

誰、か…。