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美術教師の羞恥奴隷
第11章 剃毛そして開脚 ■未桜編①■
 再び見えた魅惑の花園に、男子たちのボルテージが一段と上がる。

 しかし藪下は冷静に、「まだまだ、こんなもんじゃ終わらない」とでも言わんばかりの調子で、未桜に向かって言った。

「性器を指で広げて、みんなに膣内が見やすいようにしてくれ」

「ええっ?!」

 これには、さしもの未桜も驚愕した。

 だが藪下は、未桜に考える時間すら与えない。

「性器の複雑な形状を、忠実に描くための訓練がしたいんだ。恥ずかしいかもしれないが、芸術のために協力してくれ」

 無論、未桜にも「何かおかしい」という不審な気持ちはなくもなかった。

 けれども、「ここまで来て、拒絶はできない」ということを、未桜は理解しているのだ。

 拒絶すれば、今までのことが全て水泡に帰すだけでなく、報酬もなくなってしまい、さらに藪下や部員たちに多大な迷惑を与えてしまうと、未桜は真剣に思っていた。




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