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美術教師の羞恥奴隷
第2章 面談 ■早耶香編①■
早耶香の心はまたしても大きく揺れた。
藪下はうつむいて考えている早耶香を見て、「今すぐ決めなくても、数日間考えればいい」と時間の猶予を申し出てくれたが、丁重に断る早耶香。
早耶香としては、「考える時間が増えたとしても、あまりメリットはない。受けるにしても断るにしても、どちらにしてもその結果、ある程度の後悔が発生するのは変わらない。それならこの場で決断したほうがすっきりする」という考えが大きかったからだ。
そして実際のところ、早耶香の心は決まりかけていた。
重々しく頷きながら、早耶香が落ち着いた声色で言う。
「色々とお気遣いありがとうございます。私でよろしければ、モデルを引き受けさせていただきたいです」
藪下はうつむいて考えている早耶香を見て、「今すぐ決めなくても、数日間考えればいい」と時間の猶予を申し出てくれたが、丁重に断る早耶香。
早耶香としては、「考える時間が増えたとしても、あまりメリットはない。受けるにしても断るにしても、どちらにしてもその結果、ある程度の後悔が発生するのは変わらない。それならこの場で決断したほうがすっきりする」という考えが大きかったからだ。
そして実際のところ、早耶香の心は決まりかけていた。
重々しく頷きながら、早耶香が落ち着いた声色で言う。
「色々とお気遣いありがとうございます。私でよろしければ、モデルを引き受けさせていただきたいです」