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美術教師の羞恥奴隷
第15章 終わってから ■未桜編①■
 元々、藪下に対して一定以上の好感を抱いていたこともあり、未桜の中では「無理やり犯された」という認識はほとんどなくなっていた。

 未桜にとっては、「過去最高に気持ちのよいセックスを、薮下としてしまった。しかもそれを、多くの同級生たちに目撃されてしまった」という事実だけが、深く深く心の中に残ることに。



 そして、シンボルが完全に抜き取られると、そのときを待っていたかのように、白い液体がさらにドロリと流れ出す。

 放心と陶酔から、全く身体を動かせない未桜に代わって、藪下がティッシュで花裂を拭きとっていった。

 後始末を終えると、藪下が服を着ながら男子たちに向かって言う。

「さて、今日の活動はこの辺りにしておこう。明日もまた、同じ時間に来るように」

 男子たちは帰り支度を始めながら、元気に「はーい」「また明日よろしくお願いしまーす」などと藪下に声を返す。

 いまだ全裸で呆然としている未桜のほうを、ちらちら盗み見ることも忘れずに。


 
 それから、藪下に促され、男子たちは次々と美術室を出ていった。




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