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美術教師の羞恥奴隷
第43章 業者 ■早耶香編2■
しかし、この期に及んでもまだ「約束を反故にして、デッサンを中止してもらおう」とは考えない早耶香。
その最大の理由は、やはり病床にいる妹のことを思っているからだった。
藪下に従い、3日間のデッサンを全て終えれば、破格の報酬が手に入るのだ。
早耶香は心の中で「2回目となる今日も、どんなに長くてもあと40~50分程度で終わるはず。耐え抜かないと」と呟き、決意を固めていた。
その後、仕方なく部屋に戻った早耶香に向かって、藪下が言う。
「じゃあ、あと5分ほどで再開とするか」
依然として、業者が慌しくエアコンの取り付け作業を進めているのを横目で見ながら、早耶香は「はい」と小さく答えた。
その最大の理由は、やはり病床にいる妹のことを思っているからだった。
藪下に従い、3日間のデッサンを全て終えれば、破格の報酬が手に入るのだ。
早耶香は心の中で「2回目となる今日も、どんなに長くてもあと40~50分程度で終わるはず。耐え抜かないと」と呟き、決意を固めていた。
その後、仕方なく部屋に戻った早耶香に向かって、藪下が言う。
「じゃあ、あと5分ほどで再開とするか」
依然として、業者が慌しくエアコンの取り付け作業を進めているのを横目で見ながら、早耶香は「はい」と小さく答えた。