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美術教師の羞恥奴隷
第55章 水島 ■藍里編②■
 絶え間なく続く、薬による攻撃に耐えかねて、藍里は早口に尋ねる。

「本当ですか?」

「ああ、もちろん。どうだろう? 条件をのんでもらえるか?」

「わ、分かりました……」

 一刻も早くお手洗いへと駆け込みたい藍里は、とうとう承諾の返事をしてしまう。

 そして、薮下の「じゃあ、5分間の休憩をとろう」という言葉を背に、バスローブをひったくるように手にとって羽織ると、藍里は足早にお手洗いへと向かった。



 お手洗いに駆け込んだ藍里は、前回同様にすぐさま自慰を始めてしまう。

 一度経験済みだったので、今回の興奮がまたしても性的なものなのだということは藍里にも判然としていた。

 前回、ドアのすぐそばまで藪下がやって来たことを思い出し、「今回はどうか来ないで」と心の中で必死に呟きながら、右手を秘所に這わせる藍里。




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