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螺旋の巣
第1章 加藤
美咲はキッチンのテーブル椅子からベッドのある居間へ移動した。

スマホを持ち、ベッドの横に置いてある姿見に立つ。

おもむろにTシャツを脱ぎ、次に短パンも脱ぐ。

ややスリムな体型に胸元はブラジャーで包まれたDカップの乳房が、中央にくっきりと谷間をつくる。

ウエストは程よく締まり、腰からヒップにかけては女性的な丸み帯びたラインが、太股に向けて綺麗にカーブする。

マスクを着けて顔の半分を隠し、姿見に映った全身をスマホで写した。

次に美咲は背中に手を回してブラジャーのホックを外し、ブラジャーが落ちないよう胸元を腕で押さえる。

この状態をまたスマホで写す。

今度はブラジャーを取り去り、パンティを陰毛と割れ目の下辺りまで下げ、両乳房を片腕で隠して写す。

最後は乳房を同じく隠したまま、パンティを脱いで陰毛が隠れるように腰を捻って写す。

掲示板にアップする写メ画像が出来上がった。

美咲は姿見に映る自身の全裸を見つめ、スマホの画像フォルダーを表示させた。

パスワードを打ち込むとフォルダが開き、中には「おじさん」と表示されたフォルダがあった。

美咲はフォルダをタップすると、フォルダが開いて1枚の画像が出てきた。

画像のタップして表示する。

以前同棲していたおじさんがソファーに座り、その上に美咲が全裸で股間を開いて座っている。

おじさんの太くて硬いぺニスが、美咲の割れ目に根元まで填まっている。

おじさんは美咲の首筋を舐め、美咲が喘いでいる。

この画像はおじさんと別れる前の夜に写し、二人だけの所有とした。

美咲はこの画像を表示させたまま、姿見の自分と見比べる。

美咲は乳房を掴んでゆっくりと揉み、

「おじさん、美咲のおっぱいが好きだったね…」

「おじさん、美咲はおじさんが好きだった…」


美咲は画像を閉じ、スマホをテーブルに置くと下着を着けた。

壁の時計は午後の3時を過ぎていた。

結局、今日はバイトをやめた。

美咲のバイトの日数は月に15日前後。

1か月の内、10日前後は生理を含めた休日。

残りの5日間は予備日としている。

バイト時間は1日2時間を1回ないし2回まで。

1回のバイト代は相場より高めの3万円。

美咲の年齢と体が、この高めの金額を可能にした。

直近の収入は、約40万円前後までになった。












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